2025/02/22 13:24



意外と知らない? コーヒーの適切な飲む温度と味の変化〜前編〜


こんにちは、

カミナリコーヒーの須藤です!


今日は温度と味の変化について、考えてみようと思います。

コーヒーを飲むとき、「熱すぎる」「ぬるい」「ちょうどいい」と感じることがありますが、その温度によって味の感じ方が大きく変わることをご存じですか? 実は、コーヒーの風味は温度によって化学的に変化し、同じコーヒーでも飲むタイミングによって異なる味わいを楽しめます。今回は、コーヒーの適切な飲む温度と、温度による味の変化について詳しく解説します。


コーヒーの味覚は温度でどう変わる?


コーヒーの風味は、主に 苦味・酸味・甘み・コク などの要素から成り立っています。それぞれの要素は温度によって強く感じたり、弱くなったりします。


 高温(70〜85℃):香り豊かだが、熱すぎると味が分かりにくい


淹れたてのコーヒーは 70〜85℃ ほどあります。この温度では、コーヒーの揮発性成分(香りの元)が最も活発になり、芳醇なアロマが広がります。


しかし、舌の温度受容体は 60℃を超えると痛みを感じやすくなる ため、細かな味の違いを認識しにくくなります。特に酸味や甘みがぼやけ、熱さの刺激で苦味だけが際立つことがあります。そのため、熱々のコーヒーを一気に飲むのではなく、少し冷ましてから味わうのがおすすめです。


〜中編へ続く〜