2025/02/28 13:31



焙煎度合いとカフェイン量の意外な関係!【前編】


〜浅煎り・深煎りでカフェイン量は変わるのか?〜な


こんにちは、カミナリコーヒーです!


コーヒーの焙煎度合いによって、カフェインの量は変わるのか?

「浅煎りのほうがカフェインが多い」という話を聞いたことがある人もいれば、「深煎りのほうが苦いからカフェインが多そう」と思う人もいるかもしれません。


実際のところ、焙煎度合いとカフェインの関係はどうなっているのでしょうか?

今回は、科学的な根拠をもとに「浅煎りと深煎り、どちらのカフェイン量が多いのか?」を解き明かしていきます!


焙煎度とカフェインの関係


ここでポイントになるのが、「コーヒー豆の重量」と「体積の変化」です。


☕ 焙煎が浅い(浅煎り)

→ コーヒー豆の水分があまり抜けず、重量が比較的重い


☕ 焙煎が深い(深煎り)

→ コーヒー豆の水分が抜け、軽くなるが体積は大きくなる


この違いが、カフェイン量の測り方に影響を与えるのです!


「重さ」で測るか「体積」で測るかで違う!?


実は、カフェインの量は**「重さ」で比べるか「体積」で比べるか**によって答えが変わります。


① 重さで比べる場合


同じ「10g」のコーヒー豆を使うとすると、浅煎りのほうが豆が詰まっているため、カフェインの量も多くなります。

→ 「浅煎りのほうがカフェインが多い」


② 体積で比べる場合


同じ「1杯分(スプーン1杯)」のコーヒー豆を使うとすると、深煎りのほうが軽いため、豆の数が増えます。

→ 「深煎りのほうがカフェインが多い」


つまり、どちらがカフェインが多いかは**「どの基準で測るか」によって変わる**のです!


では、実際に飲むときのカフェイン量は?


コーヒー1杯に含まれるカフェイン量は、抽出方法にも大きく左右されます。

例えば、エスプレッソとドリップコーヒーでは抽出時間や濃度が違うため、カフェインの量も変わるのです。


後編では、「浅煎りと深煎りのカフェイン量は、抽出方法でどう変わるのか?」について詳しく見ていきましょう!


次回もお楽しみに!


カミナリコーヒー

須藤