2025/03/07 17:13

コーヒーオイルの正体 と 役割〜前編〜
こんにちは、カミナリコーヒーです!
コーヒーを淹れると、
表面にキラキラと輝くオイルが
浮かぶことがありますよね。
これは コーヒーオイル と呼ばれるもので、特にフレンチプレスや
エスプレッソでよく見られます。
「このオイルって何?
体にいいの? それとも悪いの?」
そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。今日は、この コーヒーオイルの正体 と 役割、そして 健康への影響 について、科学的な視点から深掘りしていきます!
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コーヒーオイルの正体とは?
コーヒーオイルは、コーヒー豆に含まれる 脂質(油分) が抽出されたものです。特に、焙煎が深くなるとオイルが表面に染み出しやすくなります。
このオイルには、以下のような 成分 が含まれています。
• ジテルペン類(カフェストール、カウェオール)
• 脂肪酸(リノール酸など)
• 抗酸化物質(ポリフェノール類)
つまり、コーヒーオイルは コーヒーの風味や香りを豊かにする成分 をたっぷり含んでいるのです。
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コーヒーオイルの役割とは?
このオイルは、コーヒーの味わいや香りに大きく関わっています。
① コクとまろやかさを生む
コーヒーオイルには脂肪酸が含まれており、これが 口当たりをなめらかにし、コクを深める 働きをします。フレンチプレスやエスプレッソで感じる リッチな口当たり は、このオイルのおかげです。
② 香りを閉じ込める
コーヒーの香り成分は 油に溶けやすい 性質を持っています。そのため、オイルがあることで 香りが長持ちし、より豊かに感じられる のです。
③ エスプレッソのクレマを作る
エスプレッソの上にできる きめ細かな泡(クレマ) も、コーヒーオイルが関係しています。クレマは 風味を閉じ込めるフタ の役割をしており、エスプレッソの美味しさを際立たせます。
〜中編へ続く〜