2025/03/12 18:14

こんにちは。雷珈琲です。
いつもお読みいただき、
ありがとうございます!
ここでは、2003年から2023年までのコーヒー豆の値上がりの背景と、
これから5年間(2025~2030年頃)の見通しを、わかりやすくお届けします♪
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1. はじめに
コーヒーは、私たちの日常に欠かせない素敵なひととき。その裏側では、気候変動や物流のトラブル、為替の揺れなどでコーヒー豆の価格が大きく変動しています。ここ数年、ブラジルやベトナムでの異常気象により、コーヒー豆は記録的な高値を更新し、私たちの大好きな一杯にも影響が出ています。
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2. 過去の動向(2003~2023年)
2.1 価格上昇の背景
2000年代には比較的安定していたコーヒー豆の価格も、徐々に気候変動の影響を受け、主要生産国での旱魃や高温の影響で収穫量が減少。さらに、コロナ禍での物流混乱やエネルギーコストの上昇が追い打ちとなり、価格はぐんと上がりました。
2.2 具体的なエピソード
• ブラジルの旱魃と高温
ブラジルでは、連日の強い太陽と乾燥でコーヒー豆の収穫が激減。その結果、国際相場で豆の価格が急上昇し、まるで宝石のような輝きを放つ一杯に変わりました。
• ベトナムのロブスタ不足
ベトナムでは、厳しい天候と生産環境の変化からロブスタ豆が足りなくなり、先物市場では記録的な上昇。これにより、普段のコーヒータイムがちょっぴり特別な体験に。
• 世界市場全体の影響
気候変動、物流のトラブル、為替の変動など複数の要因が絡み、最終的に私たちがカフェで味わうコーヒーの価格も上がってしまっています。
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3. 価格高騰に影響する主な要因
3.1 気候変動と異常気象
地球温暖化に伴い、主要生産国では例年とは違う猛暑や旱魃、豪雨が続き、収穫量に大打撃。これが豆の価格をぐんと押し上げています。
3.2 物流とサプライチェーンの混乱
コロナ禍を経て、物流の混乱やコンテナ不足、さらには輸送コストの上昇が、供給不安を助長。市場は今もなお、絶え間なく揺れ動いています。
3.3 為替の影響
コーヒーはドル建てで取引されるため、円安の時は国内での輸入コストが上がり、価格に反映。逆に円高の時は多少の緩和が期待できますが、基本的な上昇トレンドには変わりありません。
〜後編へ続く〜