2025/03/27 12:35

お湯に含まれる酸素量と味わいの変化
こんにちは、カミナリコーヒーです!
コーヒーを淹れる際、
お湯の温度だけでなく
「お湯に含まれる酸素量」も味わいに影響を与えます。
焙煎度や豆の個性に合わせて、
お湯の使い方を工夫することで、
より理想的な抽出が可能になります。
今回は、お湯に含まれる酸素とコーヒーの味わいの関係について、カミナリコーヒー流の視点でご紹介します。
お湯の酸素量と味わいの関係
お湯には、空気中の酸素が溶け込んでいます。しかし、お湯を加熱すると酸素は抜けていき、特に沸騰させるとほぼゼロになります。酸素量の違いは、コーヒーの抽出にも影響を与えます。
☕ 酸味を活かしたい場合
→ 80℃程度のお湯を使う
酸素を多く含んだ状態のお湯を使うと、コーヒーの酸味が鮮やかに感じられます。フルーティーな浅煎り豆や、エチオピア・ケニアなどのシングルオリジンに適しています。
☕ コクを出したい場合
→ 一度沸騰させたお湯を冷まして使う
沸騰したお湯は酸素が抜け、まろやかでコクのある味わいになります。中深煎り〜深煎りのコーヒーをしっかりと抽出したいときにおすすめです。
☕ バランスを取りたい場合
→ 沸騰させたお湯に新しい水を少し足す
一度沸騰させて酸素が抜けたお湯に、少しだけ新しい水を加えると、適度に酸素を含んだお湯になります。酸味とコクのバランスをとりたい場合に有効です。
カミナリコーヒーのおすすめ
カミナリコーヒーで扱う**「バリアラビカ神山ハニー」**は、ハニー製法により果実の甘みと爽やかな酸味を持ち合わせたコーヒーです。
その魅力を引き出すために、次のようなお湯の使い方を試してみてください。
✅ 甘みと酸味を活かすなら… 85℃のお湯でゆっくり抽出
✅ コクを引き出したいなら… 一度沸騰させ、92℃まで冷ましたお湯を使用
✅ バランスをとるなら… 沸騰後に5%程度の新しい水を加えて88℃に調整
お湯の使い方ひとつで、コーヒーの表情は大きく変わります。豆の個性に合わせて、ぜひいろいろ試してみてください!
カミナリコーヒー